ダイエット中に腹持ちのする食事って?
ダイエット中は食べたいという欲求との戦いになりますね。こんな時は腹持ちのいい食事がオススメです。食物繊維は胃の中で膨れ消化にも時間がかかるため腹持ちがいいです。
食物繊維には水溶性と不溶性があります。二つの特徴を説明します。
水溶性食物繊維
水に溶ける性質があり、水分を吸収して膨れます。そのため、胃の中の水分をぐんぐん吸って広がります。消化に時間がかかるので、ローカロリーなのに腹持ちがいいのです。その他にも、脂肪やコレステロールを包み込んで一緒に排出したり、便を軟らかくしたりする効果もあります。
代表的な食材はわかめ、昆布、寒天、ところてん、押し麦、納豆、ゴボウなど。
不溶性食物繊維
水分を含まないため、硬めです。そのためよく噛む必要があります。ゆっくり食べた方が脳に満腹信号が届きやすく、食欲の抑制になります。また、水に溶けず繊維のままなので、大腸の壁を刺激し、便を押し出す効果もあります。
両方を持っている食材は「野菜」です。キャベツ、セロリ、とうもろこし、玉ねぎ、ごぼう、さつまいも、里芋、長ねぎ、大根、もやしなど。納豆もおすすめです。
代表的な食材はいんげん豆、ひよこ豆、おから、あずき、大豆、とうもろこし、押し麦、アーモンド、きくらげ、エリンギなど。
ごはんに押し麦を入れる、お味噌汁やシチューにたっぷり野菜を入れる、野菜炒めの肉の代わりに厚揚げを入れる・・・というようにすれば、カロリーは低めなのに腹持ちがいい食事になります。
おやつにはさつまいもがベストです。不溶性食物繊維が多く、便の量を増やしてくれます。韓国のアイドルが行う食事制限にはよくさつまいもが登場し、腹持ちの良さとダイエット効果両方があるのがわかりますね。ただし、ひどい便秘持ちの人には向きません。
他にはナッツ、ゆで卵なども腹持ちがよくダイエットにおすすめです。我慢するだけでなく、美味しく食べながら痩せれる工夫をしていきましょう。