スポーツと長生き
この情報はどのような調査だったのでしょうか。
この研究をまとめたのは、豪州シドニー大学のチームです。
1994~2008年に英国で行なわれた11件の全国的な健康調査をもとに、
6つのスポーツ分野と死亡リスクとの関係を調べたものです。
6つのスポーツ分野は下記のとおりです。
(1)テニス、スカッシュ、バドミントンなどのラケットスポーツ。
(2)ランニング、ジョギングなどの走るスポーツ。
(3)サイクリング(自転車)。
(4)スイミング(水泳)。
(5)エアロビクス。
調査は、30歳以上の8万306人の男女
(調査開始時の平均年齢52歳)を対象に、
普段から行っているスポーツと死亡リスクとの関連を分析しました。
参加者には、過去4週間以内にどのスポーツでどれだけの身体活動をしたか、
息を弾ませ汗をかくほど十分な運動をしたかどうかなど尋ねました。
参加者は平均で9年間追跡調査され、
期間中に8790人がさまざまな病気や事故などで死亡、
1909人が心筋梗塞や脳卒中などの心臓血管疾患で死亡しました。
さて、どういう結果になったのでしょう。