ビタミンの由来
ごぞんじでしたか?
ビタミンを最初に発見したのは、なんと日本人なのです!
日本人の鈴木梅太郎博士です。彼は1910年に脚気の研究の際に発見した成分「オリザニン」を抽出し論文を発表しました。
これは現在のビタミンB1にあたります。
1897年にオランダ人のエイクマンが脚気に米ぬかの成分が関係していることは示唆していましたが、実際米ぬかからの成分抽出に成功したのは、鈴木梅太郎博士が初めてです。
また、その後1911年にはポーランドのカジミール・フンクも同じく米ぬかからの抽出に成功しました。彼は抽出した成分の中にアミンの性質があったため、「生命のアミン」と言う意味で "vitamine" と名付けました。
生命のアミン「vital」、アミン「amine」が組み合わせって、みんなが知っている「vitamine」(ビタミン)という言葉が登場したのですね☆
※アミンとは窒素(N)を含む有機化合物のことです。